青虫が選ぶ面白かったアニメ10選

どうも青虫です。今回は珍しくWoTではなくアニメについて書いていこうと思います。

というのも、ここ最近WoTをプレイするやる気が無くなってきてどうしようかとなんとなーくアマプラでアニメを見始めたら次へ次へとハマってしまい、WoTそっちのけでずーっとアニメを見続けるようになりました。

それで短期間で複数の作品を一気に見てしまったが故に、誰かに語りたい症候群がピークに達してしまったのでこんなブログを書いてしまいました。ご容赦ください。

 

 

※一応言っときますが、あらすじとレビューを書く性質上ネタバレは避けられないので、極力抑える努力はしますがそれでもネタバレが無理という人はこのブログを見ないことをオススメします。

 

1. 盾の勇者の成り上がり

f:id:AOMUSHI:20200522121948j:plain

あらすじ

ごく一般的な大学生の岩谷尚文が図書館で一冊の本を拾い、その本によって異世界に導かれることとなり、剣、槍、弓、盾をまとう四聖勇者の一人「盾の勇者」として王国から使命を授かる。しかし、他の勇者とは違って攻撃力皆無の盾だけで冒険しなければならない尚文は、数日で仲間に裏切られ、金も地位も名誉も全て失って、どん底の状況まで追い込まれるが、そこから必死で這い上がっていく物語。

レビュー

異世界転生系のアニメですが、よくある「俺TUEE系」ではなく、底辺から文字通り成り上がっていくストーリーで、50分近くある1話をまるごと主人公をどん底に貶める為に使い、主人公の人格や思考を捻じ曲げていきます。正直1話が胸糞すぎて無理だと感じる人もいるとは思いますが、1話を乗り切れば最後までスッと見れてしまいます。

どん底に追い込まれた主人公の心情の変化や、主人公によって周りの仲間や異世界の住民にどのような影響を与えていくのか等を細かく表現できていて素晴らしいです。

あと、ヒロインのラフタリアがとにかく可愛いし感情移入してしまう。異論は認めない。

 

2. ぐらんぶる

f:id:AOMUSHI:20200522124831p:plain

あらすじ

大学進学を機に伊豆にある叔父のダイビングショップ「グランブルー」に居候することになった北原伊織は、青春キャンパスライフを夢見て浮かれていたが、居候先のダイビングショップは野球拳しかジャンケンを知らない屈強な男の溜まり場であった。その男たちが所属するダイビングサークルに無理矢理入れられ、彼の思い描いた青春キャンパスライフは幕を閉じる。

レビュー

ダイビングを主体とした爽やかアニメかと思ってみたら、主人公もその他の登場人物もぶっ飛んでるギャグアニメで驚愕しました。

ダイビングの要素はほんの少しで、アニメのほとんどが主人公と他の登場人物がひたすらバカなことを繰り返してこちらの腹筋を徹底的に攻めてきます。

何も考えずに見られるので疲れてるときに見ると良いと思います。疲れとか悩みとかどーでも良くなります。マジで。

 

3. 慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~

f:id:AOMUSHI:20200522130549j:plain

あらすじ

超ハードモードな世界の救済を担当することになってしまった女神リスタは、チート級ステータスを持つ勇者、竜宮院聖哉を召喚することに成功したが、彼は病気かと思うくらいに慎重で全然話が前に進まない。防具も武器も使う用、スペア、スペアのスペアと用意し、満足するレベルになるまで自室に籠って筋トレをする始末。果たしてこの勇者は世界を救うことはできるのか。

レビュー

異世界に転生されてチート能力で敵をなぎ倒していくいわゆる「俺TUEE系」ですが、他の作品とは一線を画している点として慎重すぎて話が一切進まない主人公と、女神とは思えないくらい煩悩丸出しの女神が織りなすテンポのいいやり取りが挙げられます。

話が一切進まなくてもやり取りを見てるだけでお腹いっぱいになるし、一転してバトルシーンに入った時の爽快感は病みつきになります。

また、話を追うごとに主人公のバックボーンが見えてきて、最終話までくると胸が熱くなってきます。是非見てほしいです。

 

4. 女子高生の無駄づかい

f:id:AOMUSHI:20200522132349j:plain

あらすじ

ちょっと残念な女子高生が集う、さいのたま女子高校を舞台に、個性豊かなキャラクターたちが、キラメキに溢れた青春をひたすらに浪費する。

レビュー

女子高生がくだらないことを毎回しでかすギャグアニメです。

似たような作品にあらゐけいいち作の「日常」があります。「日常」は誰もが予想できない斜め上のシュールなボケを繰り出してくるのに対してこのアニメは、登場人物のキャラクターに合ったボケを堅実に繰り出してくれるので、爆笑というよりはクスッと笑えるようなアニメになっています。主要登場人物の田中(通称:バカ)が謎ベクトルで吹っ切れているので必見です。

個人的にはやまい推しです。

 

 5. 僕だけがいない街

f:id:AOMUSHI:20200522134838j:plain

 あらすじ

自分だけ時が巻き戻る現象”リバイバル”に悩まされる青年、藤沼悟が、自らの過去と対峙し、もがいていく時間逆行サスペンス。

レビュー

いわゆるタイムリープサスペンスです。

主人公が過去を必死にもがいて変えていこうとする姿にはとても感情移入して見入ってしまいます。そしてその過去の中でヒロインである雛月加代が主人公によって凍った心を溶かされ、徐々に心を開いていく様は心が温まります。

伏線や心理描写が細かく描かれているので、全12話とそこまで話数は多くないですが、かなり見ごたえがあると思います。

6. 魔法少女 俺

f:id:AOMUSHI:20200522202157j:plain

あらすじ

駆け出しアイドルユニット”マジカルツイン”で日夜、芸能活動に励む卯野さき。彼女の憧れはユニットメンバー桜世の兄でトップアイドルユニット”STAR・PRINCEの御翔桃拾。しかし、その彼を突然妖魔が襲い、連れ去ろうとする。果たして彼女は憧れの人物を救うことができるのか。

レビュー

アマプラで適当にアニメを漁ってたら掘り出しました。

いわゆる魔法少女モノですが、初っ端から魔法少女アニメの常識をぶち壊しにぶち壊して木っ端微塵にしていきます。ある意味では爽快さを感じますね、ある意味では。

主人公及び周りの登場人物のほとんどが個性の塊みたいな人たちばかりでキャラの渋滞が否めないですが、正直そんなことを気にする暇もないほどくだらないので一度見て欲しいですね。僕は桜世推しです。

 

7. 四月は君の嘘

f:id:AOMUSHI:20200522203641j:plain

あらすじ

11歳の時に母親を失ったショックからピアノを演奏すると音が聴こえなくなるトラウマを背負ってしまった早熟の天才ピアニスト、有馬公生はピアノから徐々に疎遠になっていくが、14歳の春、1人の少女と出会い、モノトーンだった彼の日常はカラフルに染まり始める。

レビュー

僕はクラシックに一切詳しくないのですが、このアニメはクラシックに詳しくても詳しくなくても心を揺さぶってくる素晴らしいアニメです。

何といっても1話1話で登場人物たちが語り掛ける言葉がとても優しく、どこか儚い。

この言葉達が、アニメを見ている僕たちを優しく包んでくれて、さらにそこにクラシックの音楽が流れることで相乗効果が生まれ、話が進むごとに涙腺を刺激してきます。

こんなにも優しく儚いアニメは他に無いと思うので是非見て欲しいです。僕は椿推しです。

 

8. 理系が恋に落ちたので証明してみた。

f:id:AOMUSHI:20200522204949j:plain

 
あらすじ

ある日、彩玉大学に通う理系大学院生、氷室菖蒲は雪村心夜に告白をする。だが、恋愛経験のない二人は互いに本当に好きか不安で仕方がない。そこで、「一般性のある好きの条件」を見つけ、互いの気持ちを判定することにした。

レビュー

天才とバカは紙一重といいますが、それを上手く表現した純愛アニメです。

僕は文系なのですが、そこまで苦も無くサクッと見れてしまったので、文系や理系とか関係なく楽しめるアニメだと思います。

全てを憶測で語らずに論理的に証明しようとするので、意味わからん方向に話が沿っていったり戻ったりと良い意味で振り回してくれるので、結構面白かったです。

あと、物語の中で氷室と雪村に振り回される後輩の奏ちゃんが可愛い。うん、可愛い。

 

9. 幼女戦記

f:id:AOMUSHI:20200523195845j:plain

あらすじ

順風満帆な生活を送るエリートサラリーマンだった主人公が、リストラを言い渡した元社員の逆恨みにより駅のホームから背中を押され電車に轢かれてしまうが、轢かれる最中に神によって信仰心が足らないとされ、近代の異世界に少女として転生する。

レビュー

見る前はロリコン向けアニメだと思ってあまり見ようとはしませんでしたが、見始めてみたら世界観にどっぷりハマってしまいました。

元々の主人公の性格がすべてを数字で考える合理主義者であるということが、転生した幼女のギャップと相まってとても新鮮な感覚で見れると思います。

 また、バトルシーンも疾走感があって、かつ近代の戦争ならではの緻密な戦術戦が繰り広げられているので見ごたえ十分だと思います。悠木碧最高。

10. 邪神ちゃんドロップキック

f:id:AOMUSHI:20200523201114j:plain

 あらすじ

魔界の悪魔「邪神ちゃん」は、ある日突然ちょっとブラックな女子大学生の「花園ゆりね」に人間界に召喚されてしまう。邪神ちゃんを召喚したものの還し方がわからず、とりあえず一緒に住むことにしたが、邪神ちゃん曰く「召喚者が死ねば魔界に帰れる」ということで花園ゆりねを殺そうと毎日奮闘する。

レビュー

1話完結のギャグアニメですが、とにかく主人公の邪神ちゃんが目も当てられないほどクズで死ぬほど面白いし、その他の登場人物も個性が強くて見ていて楽しいです。

ゆりねと邪神ちゃんの出会いの部分や、その他の登場人物の細かい素性などがアニメではあまり触れられていない点と、かなり強烈なスプラッタ表現が組み込まれている点で1話を見ている時は困惑するとは思いますが、それを補って余りあるアニメならではのメタネタが癖になります。メデューサちゃん可愛い。

 

最後に

いかがだったでしょうか、ネタバレを抑えつつあらすじとレビューを書くの大変ですね、死ぬかと思いました。選んだ10個の他にも面白いと思ったアニメはいっぱいあるので、時間があったらまたブログで紹介出来たらなと思います。

一応言っときますが、個人的主観で面白いと思ったアニメを紹介しただけなので、つまらないと思っても僕を責めないでください。泣きます、いじけます、仕事できなくなります。

では、良きアニメライフを。